シニア婚活が盛り上がっていると話題になっている。バスツアーや婚活パーティなどが多数開催されていると聞く。
その背景には、熟年離婚も影響しているとか。
詳しくみていく。
熟年離婚の影響
50代以上にもなると、初婚率はかなり低くなる。当時この人たちが若者だった頃は皆婚時代真っ只中。ほとんどの人が結婚している時代だった。
その人たちも、しばらく夫婦で連れ添ったが別れの道を選び、再び独身として人生を楽しんでいる。
それは、第二の人生を歩むための相手探しというニュアンスが大きいと思われる。
シニア婚活が上手くいく理由
個人的にはシニア婚活が流行るのは納得だ。
ある程度酸いも甘いも噛み分けていろいろな経験を重ねた人たちの、第二の人生のパートナー選びは打算的なところがないからだ。
お金のことはあまり考えなくてもいい
若いときと比べて、子育てを考える必要はない。
それにこの年からマイホームを持とうと思う人も少ないだろう。
つまり、大きなお金のかかるイベントは残っていないんだ。
バツありの安心感
言い方が悪いが、結婚をしたいのに50を過ぎても婚姻歴のない人は、何かしら欠陥を持っているケースが多い。
性格的に難があるとか、コミュニケーション能力が低いとか。
一度でも結婚したことのある人は、人生のパートナーとして選ばれた経験があるということ。もちろん人によるが、まともな可能性は高い。
だからこそこの年代になるとバツがある方が安心感を生む。
純粋な恋心
子育てを考えなくていい。今後のお金のことを考えなくていい。
これは若い頃の婚活と大きく異なる。
これらを考えなくていいということは、むしろ学生時代の純粋な恋愛に近い。
その人の外面や内面だけが評価ポイントになる。
子育ても終わり、改めて自分のために時間を使える。かつての青春を思い出して、自分の気持ちに正直になれる。
まさに第二の青春。だからこそ燃え上がってしまう人もいるのだろう。
さいごに
シニア婚活が流行るのも納得だ。
第二の人生はまさしく第二の青春。
打算的な考えをせずに純粋な気持ちで向き合える。
改めてこのことの大切さを感じるのも、いろいろな経験を経たシニア世代だからこその特徴なのではないだろうか。