昔は3高と呼ばれる男性をはかる指標があった。
高身長、高年収、高学歴
見た目、中身、経済力
これらすべてを満たす男がモテる時代があった。
もちろん、今もこのような人はモテるし、需要があるが今は4低が求められている。
低姿勢、低燃費、低依存、低リスク
不景気がずっと続く中コロナも重なり、安心安全がより強く求められる時代になってきていることを感じる。
時代は男女平等へ

男性も女性も、平等に働こう。そんな意識が浸透しつつある。
昔は女性は結婚したら退職する、いわゆる寿退社をして専業主婦になるというのが一般的だった。
男性が働き、女性が家を守る。昔はそんな性役割があった。
しかし今は違う。
女性管理職を増やそうという流れになっているし、結婚しても共働きが当たり前。専業主婦のほうが珍しくなってきた。
男性女性、ともに働き、ともに育児をする。これが今のスタイルだ。
男女平等の影響

今は男性と同じくらい女性にも経済力を求められる時代になった。
そのため、女性が男性に経済力を求めるという意識が変わりつつある。これは3高から4低への変化にも表れているが、
できれば3高、無理ならば4低
というような女性心理を婚活市場では感じる。
つまり、女性の高望みはなくなっていないのだ。なんなら、より厳しくなった可能性すらある。
男女平等で働き手としての機会が平等になった結果、その平等ラインよりも上、つまり経済偏差値が50以上の人を無意識的に求めるようになってしまっている。
女性の価値観にも変化が必要
女性が男性に経済力を求める理由は、自分や子どもを守ってもらえるかの指標にしているが、これはもう時代の流れに合わせて変わってきている。
というのも、まず男性が女性に求めていることは、年齢でしかない。
年齢というのは全ての人に平等だ。
平等に幼年期、少年期、青年期がある。どれか一つを経験したことがないという人がいたら教えてほしいくらいだ。
だからこそ、男性は女性に対して過剰な要求は何もしていないんだ。
しかし女性はどうだろう。経済力というのは、平等ではない。資本主義においては、儲かる人と儲かりにくい人が生まれてしまう。自然と経済強者と経済弱者が生まれてしまう。
現在は男性も女性も、ともに平等に仕事をしている。もともと専業主婦が当たり前だった時代では平均以上だった男性も、優秀な女性の台頭によって平均以下になってしまうことは想像できるだろう。
選ばれるための競争はより厳しくなった

つまり、男女平等によって、女性の社会進出によって、男性の中でのヒエラルキーの差がより拡大してしまった。収入を得るという競争において、男性は同性だけでなく、異性である女性とも戦わなければいけなくなったんだ。
女性はその熾烈な競争の中で上位の勝ち組に位置する男性を欲しているということなる。こう考えると、かなり厳しい条件を課していることに気付くだろう。
昭和の時代、つまり専業主婦が当たり前の時代であればまだしも、令和の今それをやられてしまっては男性的にはかなりきつい。
ニーズは変化する
昔は3高、今は4低のように、人々の求めるものは変化していく。
今までは男性に対して経済力を求めていた女性も、これからは違う何かを求めていくことになると思う。
何度も言うが、経済力的にはもう平等だからだ。異性としてみるための指標にできない。
男性に対して精神的な安定や安心を求めている女性が、よりモテるし婚活市場をすぐ去っていくようになるだろう。
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