歯はとても大事だ。これは健康面でも美容面でもいえる。俺は2022年からインビザラインで歯列矯正を行っている。現在も絶賛矯正中だ。
結論から述べてしまうが、費用は100万円以下で済む予定。非常に安い。歯は一生の付き合いになるし、失うと健康を害することになるから絶対に綺麗にしておくべき。今回は俺の体験談をもとにインビザラインについて解説していく。
インビザラインとは
まず初めにインビザラインについて簡単に解説する。
インビザラインとは、透明なマウスピース型の矯正装置を用いて、歯を少しずつ動かして歯並びを綺麗にする矯正方法だ。至ってシンプル。マウスピースをはめておくだけ。歯を動きやすくするために、治療開始前に歯にアタッチメントを取り付ける作業があるが、それ以外はただマウスピースをはめるだけだ。
ほぼ1日中マウスピースをはめる
ただ、ほぼ24時間ずっとマウスピースをはめておく必要があることが注意点だ。歯科医師によって、さまざまな解釈があるようだが、俺の主治医は1日4時間以上マウスピースを外す時間を作らないようにしてくれと言っていた。20時間はマウスピースをはめていてほしい。つまり、飯の時間以外はずっと着けておけ。そういうことだ。インビザラインを開始した直後は、歯に何かがついている違和感があって、気持ち悪かったが、しばらくすると慣れる。
また、マウスピースをはめていても会話は問題なくできるし、見た目も言われないと気付かないほど自然だ。だから写真写りもとても自然。スマホでよく写真を撮る女性たちにオススメできる。
飲食に注意が必要
マウスピースをはめている間は、水以外の飲食物はNG。基本的に何かを飲んだり食べたりするときは、その都度マウスピースをはずす必要がある。これが思いのほかめんどくさい。大きな口をあーんと開けてマウスピースを外すわけだから、どうしても間抜けな顔になってしまう。故に外すときは毎回お手洗いに行く必要があるし、旅行先で食べ歩きをするときには周りを気にしながらこっそりと外す必要がある。そのためにウェットティッシュを持ち歩く必要もあるだろう。
ある時、俺はめんどくさがってマウスピースをはめたまま麦茶を飲んでみたことがあるが、これはいけなかった。マウスピースが茶色く着色してしまった。カレーを食べるときも注意が必要だ。食べ終わって口腔内からカレールーを消し去らないと、マウスピースが黄色くなる。
メリットも
外すのがめんどくさいから、基本的に飲み物は水以外飲まなくなった。これが意外にメリットで、お茶やコーヒーの摂取量がガクンと減った。歯に茶渋がつく機会減るし、カフェイン摂取量も減る。また、水分から無駄なカロリーや糖分を摂取しなくなるため健康的だ。
また、上にも書いたとおりだが、食べ物由来の歯への着色についても考えるようになった。コーヒー、茶、カレーなどなど。歯を白く保つために食べ物を選ぶ癖がついた。
替えるマウスピースは定期的に新しいものに交換する
人によって替える頻度は異なるが、定期的に新しいマウスピースに替えていく。これによって、少しずつ歯を動かしていくわけだ。ちなみに俺のマウスピースの交換頻度は、最初は7日間だったが、歯の動きが悪かったために途中から10日間に伸びた。
つまり、歯の矯正期間も伸びた。SNSで見ていると、人によっては3日おきに新しいマウスピースに交換している人もいた。そういう人は歯列矯正期間も短いんだろう。うらやましい。
歯の動きやすさは年齢で決まる
若いうちに歯列矯正をしている人が多いのは、年齢によるメリットが大きいからだ。
俺はアラサーで歯列矯正を開始したが、歯の動きが悪く、矯正期間も長くなってしまった。(現在も絶賛矯正中だ。)若い人ほど歯が動きやすく、矯正期間も短くて済む。歯列矯正のストレスも少なくて済むし、矯正費用も安く済む。良いこと尽くしだ。
ただし、歯列矯正がしやすい分、歯並びがまた悪くなりやすくもある。歯の動きやすさは一長一短なんだと思う。
定期的に診察を受ける必要がある
上で、矯正期間が短ければ矯正費用も安く済むと説明したが、理由はこれだ。インビザラインのマウスピース矯正中は、定期的に歯科医師の診察が必要になる。しっかりと歯が動いているか、歯に着けているアタッチメントがとれていないか、確認するためだ。
矯正期間が長くなればその分定期診察の回数も増える→費用も高くなる。簡単な話。
気になる費用は?
お待たせしました。皆さんが一番気になるのはこれだろう。
インビザライン費用はこの通り。
インビザラインとして計77万円。それ以外に毎月矯正処置料がかかる。いわゆる毎月の定期的な診察の診察費用だ。俺の場合は毎月別途5500円がかかるって感じ。2022年4月から治療を開始しているから、2024年2月現在の段階では矯正処置料として126,500円払っているってこと。
ちなみに、治療にはあと半年ほどかかる見込みだから、矯正処置料はトータルで16万円ほどになる。
なので、インビザラインにかかる費用の総額は、おそらく95万円ほどになる予定。
他の矯正方法と比較してみる
インビザライン | 全体矯正 | 100万円前後 |
---|---|---|
部分矯正 | 人による | |
ワイヤー矯正(表側で矯正した場合) | 全体矯正 | 70万円前後 |
部分矯正 | 人による | |
ワイヤー矯正(裏側で矯正した場合) | 全体矯正 | 130万円前後 |
ぶっちゃけ、歯列矯正は人によって費用が異なるので費用の比較もしづらい、というかできない。
なので大体の金額としてみてほしいんだが、
ワイヤー矯正(表側) ≦ インビザライン ≦ ワイヤー矯正(裏側)
だいたいこんな感じの費用順になる。
ワイヤー矯正はワイヤーを張らせるのを歯の表側にするか裏側にするかがあるが
表側だと目立つが安く済む一方、裏側だと目立たないが費用が高額になる。
いずれの方法で歯列矯正をするにしても、200万円あれば大丈夫って感じか。
さいごに
歯は一生の付き合いだし、失うと物をおいしく食べられないわ、話すことができないわでデメリットがデカすぎる。歯列矯正を行い、歯を磨きやすくする、つまりメンテナンスしやすくすることでそのリスクを最低限まで下げることも可能だ。
上にも書いてあるが、歯列矯正は人によって費用が全然違う。だから気になっている人は、まず歯医者へ受診して費用がどれくらいになるのかをチェックしたほうがいいだろう。歯列矯正は始めるのが早ければ早いほど良い。
インビザラインに関して気になっている人は、ぜひこの記事を参考にしてほしい。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] […]